しつこ過ぎるZの法則
2015/04/30
色々ところで良く紹介されるZの法則について皆さまはご存知でしょうか?
これは、例えば飲食店のメニュー表を作成する時などに、
人の目線がZの動きに動くという法則を利用し、
売りたい商品を目線の動きに合わせて配置するという、メニュー表製作において基本的な法則の一つです。
確かにこの法則は正確で、数多くの飲食店がこの法則をもとにメニュー表を作成しています。
しかし、当たり前すぎる法則で、
それだけでは優れたメニュー表を作ることはできません。
メニュー表とは、いわばスタッフに変わる営業マンです!
店内販促活動において最も大切なツールでもあります!
それを配置一つで片づけてしまうのはかなり危険なことです。
本来、優れた販促物としてのメニュー表は、品揃えを表記するだけのものではなく、
お客様に注文を促すように語り掛けてきます。そこには、一つのストーリーが描かれているのです!
「うちのお店のオススメはこれです!その前にまずはこれを食べてください!」
「この商品はこのようにして食べるとよりおいしいですよ!」
などと、お店の特徴をしっかりと伝え、販売を促進してくれるのです。
こういったメニュー製作を実現するためには、ただ単にデザイナーに制作依頼をするのではなく、
メニュー表の企画が特に重要です。
おすすめ商品の具体的な特徴や食べ方の表記、頼んでほしい商品のアウトライン化、
選ぶ楽しさの演出等々、配置方法以外にもメニュー製作には様々な法則が存在します。
メニュー表製作はその理論さえ理解することが出来れば皆さまでも簡単に作ることが出来ます。
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