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飲食店がたったひとつの看板でお客様を飛躍的に集客する方法

      2016/09/18

このページで私が皆さまにお伝えしたいことは、飲食店にとってどれほどたったひとつの看板がお客様を集客する上で重要であるかということです。私は、これまでにA型看板を一つ設置したり、メニュー看板を新設したり、こだわり看板を増設しただけで、飲食店の集客力を格段に上げ、売上を2倍以上にした実績があります。その中で、いかに多くの飲食店経営者が看板を軽視し、看板に対して無頓着であることに気づかされました。私が考えるに飲食店における看板とは、最も効果的で費用対効果の良い広告物です。にもかかわらず、世の中にはまだまだ集客を無視した飲食店看板が多く存在しています。このような事態に陥る原因には、看板によるお客様の集客は計測が困難であるとこや、定期的な看板の見直しが成されていないためだと考えられます。効果的な飲食店看板の企画・制作のためにも、各看板の目的と効果を理解し、さらに、客観的にその看板は消費者にどのような影響を及ぼすのかを把握する必要があります。どんなにおしゃれでかっこいい看板でも、どんなに大きく目立つ看板でも消費者を購買に導くことが出来なければ設置している意味がありません。飲食店看板を作る上で特に重要なことは、消費者に伝えたいお店のウリやコンセプトを100%伝えるということです。自己満足看板では、効果的にお客様を集客することは出来ないでしょう。

飲食店がたったひとつの看板でお客様を飛躍的に集客する方法

1.飲食店における看板の本来の目的はお客様を集客すること
2.集客効果のない飲食店看板が存在する理由
3.飲食店における効果的な集客看板制作のための消費者心理とは
4.飲食店がたったひとつの看板でお客様を集客するためのファーストステップ
 ①認知を目的とした飲食店の看板は、遠くからでも目立つことがポイント
 ②同化を防止する看板企画で飲食店の集客力がさらにアップ
 ③夜の集客に最適な飲食店向け看板用照明
 ④“認知”のための飲食店の集客看板内容は、できる限り簡潔にするのがポイント
5.たったひとつの看板でお客様を集客するためのセカンドステップ
 ①消費者欲求を刺激する、飲食店の“うり”伝達に最適な集客看板
  (1)飲食店看板で、魅力的に感じる“おいしさ”の表現方法

1.飲食店における看板の本来の目的はお客様を集客すること

看板とは、ズバリ、お客様をお店に集客するための販促物です。そのため、看板を通じてお店のブランドの認知からその飲食店の商品やサービス内容などの特徴を消費者に伝達し、消費行動に繋がるものになっていなければなりません。つまり、看板などの店頭広告物を通じてお店の存在認知から商品の消費にまで繋げることが出来なければ、看板本来の目的を果たしていることにはならないのです。
あなたのお店の看板はいかがですか?
商品やサービスの消費に繋がる販促物や広告物としての役割を果たしているでしょうか?
街中で、飲食店の看板を注意深く観察してみると、″ただ目立つだけの看板”や″伝えたい事かわからない看板″が大変多く存在していることに気付かされます。これら販促効果を無視した看板では、お客様を効率良く集客することは難しいでしょう。看板は、消費者心理を捉え、お店のウリやコンセプトが伝わるように企画設計することで初めて、大きな集客効果を得ることができます。しかし、多くの飲食店の看板は、消費者心理を無視した、自己満足看板になっていることが殆どです。売上が低い原因や、新規客が集客出来ない原因の殆どが、お店の外観にあります。つまり、看板内容が魅力的でないために、お客様を思うように集客出来ていないのです。そして、意外と知られていないのが、飲食店向け看板の種類とその効果についてです。看板には、様々な種類があり、それらを組み合わせて設置することで集客効果を一気に高めることができます。組み合わせ方次第では、爆発的な集客効果のある販促活動に繋げることができます。つまり、看板は、その設置方法や内容を工夫するだけで費用対効果の良い販促活動に変えることが出来るのです。看板は、一度設置すればその後の費用は基本的には発生しません。電球の交換やメンテナンスなども数年に1度しか実施する必要がありません。しかし、一度設置した魅力的な看板は、存在している限り集客効果を発揮し続けてくれるでしょう。一方で、広告の掲載やチラシの配布などは、その都度費用が発生してしまいます。たとえ驚くほどの効果があったチラシでも、一時的な効果であり、チラシが配布されている期間に限定されたものです。そして、全く効果の得られなかったチラシはお金をドブに捨てたも同然です。チラシなどの販促活動と比較しても、看板は費用対効果の良い優れた販促物だということが分かります。費用の観点からも効果的な看板制作は必須なのです。

2.集客効果のない飲食店看板が存在する理由

どこの飲食店にも、当たり前のように看板が設置してあります。しかし、残念なことにほとんどの看板が本来の役割を果たせていません。
よくある飲食店の看板には、大きくて目立つだけの看板、ブランドロゴだけの看板、店名だけの看板、お店のコンセプトとミスマッチな看板などです。これらの看板では、お客様を集客するという目的での販促物としては全く不十分です。
「あなたは、広告を雑誌に掲載したり、チラシを作成する際に店名やロゴだけが記載された内容のものを作成するでしょうか?」あるいは、「会社名だけが流れているTVCMを見たことがありますか?」
私からすると、前述したただ目立つだけの看板やロゴだけの看板は、会社名がただただ流れているだけのTVCMと同じです。これでは、集客効果のない無駄な広告宣伝費となってしまう事は明らかです。それなのに、前述した意味のないテレビCM程度の看板は多く存在しています。
では、何故このような現象が起こってしまうのでしょうか。
それは、看板の目的や効果を把握できていない経営者が多く存在しているために起こります。多くの飲食店経営者は、看板をただの目印程度にしか思っていません。これは、非常に残念ことです。看板を設置するには、安価なものでも10万円から、高価なものだと100万円以上もするものもあります。それなのに本来得られるはずの集客効果が得られていないのです。看板は、一度設置すると追加の費用が発生しないため、中々その効果を見直す機会がありません。広告掲載などは、その都度費用が発生するため、効果が出ていなければ掲載をやめるか、掲載内容を変えるという選択肢に迫られます。しかし、継続的な費用が発生しない看板は、設置後置き去りになってしまっているケースが殆どです。飲食店をオープンした際の施工費に含まれている看板は、内装施工費や厨房機器など、より高額な費用に埋もれてしまい、それほど高額に感じにくくなってしまいます。そのため、特に深く考えずに、看板屋の提案する意味のない(集客力のない)デザインを採用して設置してしまっているのが、飲食業界の恐ろしい現状なのです。
改めて客観的に自店の看板を見直してみてください。
「あなたのお店の看板は、本当に集客効果のある販促物や広告物になっていますか?」
もし、その答えが「NO」なのであれば、他の販促物同様に一度見直し、作り直す必要があるでしょう。飲食店にとって看板は、その内容や設置方法を工夫することで絶大な集客効果の得られる販促物です。集客効果のない看板を放置していることは、本当にもったいないことなのです!
では、どのような基準をもとに飲食店の看板を制作するべきなのか?
その答えは、消費者心理にあります。
『消費者は、一つの広告物からどのような影響を受けて消費活動に移行するのか!?』
を理解することで効果的な看板制作に活かすことができます。消費者心理を上手く活用し、看板を通じて消費者心理を刺激することで、販促効果を格段に高めることができます。

3.飲食店における効果的な集客看板制作のための消費者心理とは

より集客効果の高い看板制作のためにも、まずは、購買における消費者心理を把握する必要があります。消費者の購買心理を表した法則にAIDMAの法則というものが存在しています。AIDMA(アイドマ)の法則とは、アメリカのローランド・ホールにより、提唱された「購買心理」における一つの仮説であり、今では、ビジネス社会でも広く活用され、効果のある法則だと認識されています。消費者は、一般的に一つの商品を知ってから購買に移るまでに5つの心理プロセスを経由するとされています。それが、Attention(注意・認知)、Interest(興味)、Desire(欲求)、Memory(記憶)、Action(行動)の5つの心理プロセスです。これらの頭文字を取って法則化したものがAIDMAの法則です。消費者は、商品を知ってからいきなり消費するわけではありません。商品を知ってから、その商品に興味を持ち、自分なりに調べて必要性を認識し、欲しいという欲求に刺激され、その欲求により脳のどこかに記憶され、タイミングが来たら購入するという一連のプロセスを経由して初めて一つの商品を消費しているのです。つまり、あなたの飲食店を利用してもらうためには、お店の外観を通じてこの5つの消費者心理を効率良く刺激する必要があるのです。それにも関わらず、店名だけの看板、ブランドロゴイメージだけの看板、ただ大きく目立つだけの看板などが世の中には多すぎるのです。これらの看板は『注意・認知 ″Attention″』を促す意味では効果的かもしれません。しかし、前述した通り、消費者は発見してから即消費に移ることはありません。商品の内容を知って興味を持ち、欲求を刺激されて初めて消費するのです。看板の真の目的は、最終的に消費に繋げるためものです。そのため、これらの『注意・認知』を目的とした看板だけでは不十分なのです。他にも、全ての心理プロセスを刺激する役割を一つの看板に持たせてしまっている、飲食店の看板もよく目にします。このタイプの看板の場合、一見消費者心理を把握できているように感じられますが、情報過多でしかありません。多すぎる情報を一つの看板に記載してしまうと、どの情報が最も伝えたいのかが伝わりにくく、消費者の欲求を刺激したり、記憶してもらうことに繋げることができません。一つの看板に記載する内容は、3~5つくらいの情報が最適です。つまり5つ全ての心理プロセスを経由させ、実際に消費に繋げるためには、異なる効果のある看板を上手く組み合わせて設置することが重要なのです。

私のこれまでの飲食店の外観企画や看板制作の実績上、集客力を上げるためには、5つの消費者プロセスの中でもDesire(欲求を刺激する)が特に重要であると考えています。その背景には、今の日本がモノ余りの時代だということが上げられます。極論すると、日本人は生きていくうえで消費しなくてもいいものを多く消費してしまっています。買わなくてもいい洋服を買って着飾り、食べなくてもいい贅沢な食事を摂り、乗らなくてもいい高級車に乗っているのです。本来ただ生きていくだけであれば、住むところと電気・ガス・水道などのライフライン、交通手段、そして健康を維持するための最低限の食事さえあれば十分なはずです。
にも関わらず何故人は、無駄な消費をしてしまうのでしょうか?
それは、人々が豊かになったからです。不景気などとニュースなどで報じられることが多くありますが、日本は世界的に見ても経済的に上位に位置する豊かな国です。人は、豊かになり、可処分所得が増えたことによって満たされることのない欲求を満たそうとしているのです。本来必要のないモノでも、いかにそれが必要であるかを消費者は自分を説得し、買いたいという欲求から消費しているのです。このような流れの中で、マーケティング理論は発達し、心理学をベースとした販売するためのテクニックが進化しました。そして、飲食店における看板は、消費者がお店に対して興味を持ち、欲求を刺激するためのファーストコンタクトの場なのです。そのため、看板を通じてお店の存在を伝える以上に、購買に繋げるために潜在的欲求を刺激することの方が重要なのです。

4.飲食店がたったひとつの看板でお客様を飛躍的に集客するためのファーストステップ

消費行動に繋げる第一段階は、飲食店の存在を認知(Attention)してもらうことです。認知を目的とした看板を作る上で重要なことは、まずは、お店の存在はまだ誰にも知られていないという仮説を立てることです。どんなに長く一つの地域で経営しているお店でも、『地域の住民に知られているであろう』と過信してはいけません。皆さまが思っている以上にお店の存在はまだまだ知られていないことの方が多いのです。
皆さまも経験があると思います。
「毎日通る道で、工事中の建物を発見した時に、ふと以前は何のお店があったのかを思い出せないこと」これは、普段人が脳みその98%を仕事や家族そして趣味などの思考に使用してしまっているために起きる現象です。つまり、人は脳みその残りの2%だけでその他の情報を処理しているのです。そのため、毎日通る道でも何気なく通っているため、いちいちどこに何のお店があるかなどは覚えていないのです。ですから、客観的な観点からも、全く知られていないお店だと自店を捉える必要があります。その上で、どのような看板を設置すれば消費者に認知してもらえるのかを考えることで、集客に繋がる飲食店看板を制作することが出来ます。

4-①認知を目的とした飲食店の看板は、遠くからでも目立つことがポイント

通行人をはじめとする消費者にお店の存在を伝える上で重要なことは、目立たせることです。″目立つ″という言葉は少し抽象的でわかりにくいと思いますので具体的には、遠くからでも簡単に認識できるという意味です。車商圏である郊外のロードサイドの場合は、最低50m先から、徒歩圏立地の場合でも、最低30m先から視認できる看板を設置することがポイントです。これは、時速60kmで走行中の車が3秒間で進む距離が50mであるためです。50m前に看板を発見してから入店するかどうかを決定するのに3秒間の猶予しかありません。3秒よりも短ければ、入ることを決めた時には、すでに通り過ぎてしまっている可能性があるでしょう。そのため、最低でも50m先から認識できなければお店を利用することが難しいのです。つまり、距離の観点から目立つとは、徒歩の場合30m先、車の場合50m先ということになります。そして、遠くからの認知に最適な飲食店看板が、袖(突き出し)、ポール、メーン(壁面)看板などです。これら3つの種類の看板を設置する際は、どのくらい遠い位置から発見できるのかを意識して作成すると効果的でしょう。また、その際に看板の発見を妨げる障害物(競合店の看板や電柱)などがないかを確認する必要があります。以前郊外の飲食店でメーン看板を新設した際も、あえて道路に面した右端に特大看板を設置したことがありました。通常、メーン看板と言うと、お店の中心や入口の真上に設置することが一般的ですが、この物件の場合、道がカーブしていたため50m先からは、お店の右端しか目視できなかったのです。そのため、メーン看板を変則的に右端に設置し、目立たせたことで実際に集客効果を上げることが出来ました。

『認知を目的とした看板は、遠くからでも目立つことがポイント』まとめ

消費者にお店の存在を知ってもらうためにも、まずは、集客看板を通じてお店を目立たせることです。ロードサイドの飲食店の場合50m先、徒歩圏立地の飲食店の場合30m先から認知出来る集客看板の設置が理想的です。

4-②同化を防止する看板企画で飲食店の集客力がさらにアップ

次に飲食店の看板を目立たせる上で注意しなければならないのが、他の看板や風景と同化させないことです。例えば、青色の看板や建物が多くある通りに同じような青色の看板を設置してしまうと、他の看板や風景と同化してしまい、目立ちにくくなってしまいます。せっかく50m先からでも認識できる看板を設置しても、風景と一体化してしまっては意味がありません。以前も、看板の同化による視認性の悪化を防止するために、袖看板の色をあえてコーポレートカラーと違う色を使用したことがあります。本来その飲食店は、赤をベースに白文字の看板を多く使用していたのですが、近隣に似たような看板を使用している店舗が多くあったため、色を反転させ、白ベースに赤文字に変えました。すると、赤ベースの袖看板が多くある通り沿いに、一つだけ白ベースの看板が出来たため、遠くからでもすぐわかるくらい目立たせることに成功しました。このように、お客様を集客する看板作りのためには、お店のイメージカラーを変えるなど柔軟に企画する必要があるのです。

『同化を防止する看板企画で集客力がさらにアップ』まとめ

看板の集客効果を上げるためにも、風景と同化しないように工夫する必要があります。どんなに魅力的な看板でも一度風景と一体化してしまうと、風景の一部としてしか認識されないでしょう。

4-③夜の集客に最適な飲食店向け看板用照明

看板用照明や店頭照明は、飲食店の夜の集客に最も効果的な販促物です。明かりがなければそもそも遠くから看板を発見することは出来ません。そのため、看板と照明はワンセットで考える必要があります。そして、重要なことは、照明の有無ではなく、明るさにあります。これは、業態にもよりますが、あえて店頭を暗くしているバーなどの業態を除いた場合、明るければ明るい方がお店の集客力を高めることが出来ます。照明には営業感や安心感を伝達する効果があり、真っ暗な道の中に明るい飲食店があるとなぜか少し安心してしまいます。これは、人間の心理の一つであり、人は深層心理明るい=安全、暗い=危険と自然に認識しているのです。明るさを考える上では、コンビニをイメージして頂くと分かりやすいと思います。コンビニは、夜中でも店内に数組お客様が必ずいます。これは、もちろん取扱品目の多さによる集客力にありますが、明るさにもその秘密があります。コンビニの特徴は、外灯に加え、中の照明が外に漏れるように全面ガラス張りに設計されています。この明るさが人を安心させ、入店を促しているのです。飲食店も様々な照明を使い分けながらお店の雰囲気に合った形で店頭を明るくすることで、お客様を効果的に集客することが出来ます。照明の使い方には、単純に看板を照らすだけの方法から、入口などの空間を明るくする方法や、照明を吊り下げてお店全体を光らせる方法、そして、店内の窓側に照明を設置し、窓越しに中から外に照明を漏れさす方法などがあります。ちょっとした工夫一つであなたの飲食店の雰囲気を損なうことなく、明るさを強調し、集客に繋げることが出来ます。

『夜の集客に最適な看板用照明』まとめ

適切な照明を設置することで、看板の集客効果を格段に高めることが出来ます。外観を明るくすることで、消費者を心理的にも″安心″させることができ、購買に誘導することが出来るでしょう。

4-④“認知”のための飲食店の集客看板の内容は、可能な限り簡潔にするのがポイント

前述したように、飲食店の看板は、郊外の場合50m、徒歩圏の場合でも30m手前から認識できる看板を設置する必要があります。しかし、いくら遠くから目立つ看板を設置しても、看板内容が瞬時に理解できる内容でなければ、通行人は通りすぎてしまいます。そのため、飲食店の″認知″を目的とした看板は、できる限り簡潔にそのお店の商品内容やサービス内容が伝わるようにするのが理想的です。消費者の認知効果を高める上で、特に重要なことは、そのお店が何屋なのかを明確にした看板を設置することです。″何屋″とは、ずばりそのお店の業態のことです。例えば、焼鳥、焼肉、ラーメン、とんかつなどの主力の商品をさします。
そして、認知を目的とした看板の集客力を最大化するためにも、お店の差別化ポイントを一言で端的に表現する必要があります。とんかつ屋やラーメン屋などは、地域に複数店舗存在しているのが一般的です。その中でも、あなたのお店のとんかつやラーメンには、他店とは異なるお店ならではの″ウリ″や″こだわり″があるはずです。それこそが集客要素であり、強調すべき競合店との差別化ポイントなのです。これを、一言で看板に明記することで、お店の集客力を劇的に高めることが出来ます。「どのようなとんかつを提供しているお店なのか?」を簡潔に明記するのがポイントです。

ブランド豚がウリ → 「鹿児島県産の黒豚使用!」
量の多さがウリ → 「どーんと300g」
低価格がウリ → 「500円~」

上記のように、なるべく簡潔に他店との違いとなる、そのお店ならではの集客ポイントを記載することで看板の集客効果を高めることが出来ます。そして、近隣の住人や通行人にお店の存在を認知してもらう上で、効果的な飲食店看板には、メーン看板、袖看板、ポール看板、のぼり、タペストリー、自立看板などがあります。

『”認知”のための飲食店の集客看板の内容は、可能な限り簡潔にするのがポイント』まとめ

認知のための看板制作のポイントは、そのお店のウリとなる商品やサービスをできる限り簡潔にして訴求することです。覚えにくい複雑な文章やキーワードが多すぎる看板では、消費者を集客することは困難でしょう。

5.たったひとつの看板でお客様を飛躍的に集客するためのセカンドステップ

お客様を集客するために、認知や発見を目的とした飲食店看板をもとにお店の存在を知ってもらった次のステップは、お店に興味を抱いてもらうことです。
実際に消費行動に繋げるためには、「ここのお店は、美味しそうだな~」や、「このお店なんか素敵」などと感じてもらうことがとても重要なことです。このステップでは、AIDMAの法則の″興味″(Interest)や″欲求″(Desire)という消費者心理を刺激することをターゲットに看板を企画制作していきます。消費者に、興味を持ってもらい、尚且つ欲求を刺激するためには、お店の商品に対するこだわりや特徴をできる限り具体的に表記する必要があります。その上で欲求が刺激されるような、食欲のそそるキーワードを上手に用いて商品の魅力を訴求する必要があります。
ここですでに気づかれた方もいると思います。前章でご紹介した″存在認知″を目的とした看板のポイントは、できる限り簡潔にお店の業態を訴求することでした。しかし、興味や欲求を刺激する看板は、その真逆で、可能な限り具体的な商品説明が必要とされます。つまり、お客様を集客するためには、最低限2つ以上の異なる内容の看板が必要だという事です。そして、他店よりも圧倒的に集客するためには、複数の看板をその用途、″5つの消費者心理″に合わせて使い分けることで達成することが出来るのです。しかし、この事実を理解できているようで、よく理解できていない飲食店経営者、看板業者そして内装業者が多くいるために、集客難で苦しむ飲食店が多数存在してしまっているのです。
興味と欲求の刺激を目的とした看板のポイントは、理屈よりも感情に訴えかけるような表現方法を用いるところにあります。例えば、「おいしい焼鳥」などのダイレクトな言葉よりも、「肉厚ジューシーな焼鳥」などの商品のイメージ化に繋がる言葉を使用することで、「食べたいな~」という感情を沸き立たせることが出来ます。「おいしい焼鳥」という表現の場合、「何が美味しいの?」や、「本当かよ!?(うそつけ)」などと、ついつい突っ込みたくなるのに対して、「肉厚ジューシー」などの表現の場合、「大きい焼鳥なのかな~」などと考えたり、焼鳥から肉汁がジュワッと出てくる様を想像してしまいます。興味や欲求を刺激するための集客看板の真の目的は、このような感情や商品のイメージ化に繋げることです。そして、お店の商品を想像してもらうことで次の一歩に繋げることができます。欲求を刺激された消費者は、思わずお店に入店したり、「今日は、別のお店を予約しているから、次回の飲み会はこのお店にしよう。」などとお店の存在を記憶するように脳が働いてくれます。これにより、この先″焼鳥″というキーワードを頭に思い浮かべた時に、そのお店を連想するようになります。このように、集客看板を通じて、お店の認知から商品への欲求へと上手く消費者心理を経由させることで″新規客の集客″に一歩近づくことが出来ます。

5-①消費者欲求を刺激する、飲食店の“うり”伝達に最適な集客看板

お客様を飛脚的に集客するために最も重要なことは、競合店との違いを明確にすることです。そのためにも、自店の商品の魅力を伝える集客看板を設置する必要があります。つまり、あなたのお店ならではの“うり”となる商品を看板を通じて具体化することで集客力を高めることができます。前章でもお伝えした通り、現日本社会はモノ余りの時代です。どこに行っても似たような食材を使用した商品を提供しているお店は、数多く存在しています。同一商圏内で同一業態による競争が激化する中、競合店よりも優位に立つためには、同じ商品でも他店より明らかに優れていることを明確にし、消費者に伝える必要があるのです。
競合店の多いマーケットで勝ち続けるためには、
「何故あなたのお店をわざわざ利用しなければならないのか!?」を伝えなければなりません。そして消費者の利用動機となるのが、お店の“うり”である主力商品です。この主力商品を看板を通じて消費者に訴求することで、お客様を飛躍的に集客することが出来ます。
しかし、もし、あなたのお店の主力商品(うり商品)が他店の商品よりも劣っている可能性があるのであれば、看板で訴求する前に、商品そのものの強化が先決です。まずは、あなたのお店のうり商品を圧倒的なうりへとバージョンアップする必要があるでしょう。商品の強化方法に関しては、また別の機会にご紹介したいと思います。簡潔に主な強化方法(差別化ポイント)を挙げると、商品の素材大きさ提供方法価格製法盛り付け方法などがあります。
例えば、ねぎ間をうりにしている焼鳥店の場合、
①地鶏を使用する
②大きさを通常の3倍にする
③中をレアで提供する
④どこよりも安くする、高くする(プレミア価格)
⑤朝引き鶏のみを使用する
⑥ももとねぎの間に皮を挟む
これらが差別化ポイントとなり得ます。これらの差別化ポイントを通行人の欲求が刺激されるように、飲食店看板を通じて感情に訴えかけることで、お店の集客力を2倍にも3倍にもすることができます。
では、実際にお店のうりは、どのように表現すればいいのでしょうか?
飲食店看板により集客力を高め、飛躍的にお客様を集客するために最も重要なことが、これからご紹介するうり商品の表現方法です。どのような表現方法にすれば、消費者が衝動的に消費したくなるのかが、最も難しく、最も重要です。うり商品伝達のための集客看板は、以下のポイントを意識して企画・制作することでその集客効果を最大化することが出来ます。
 (1)うり商品の“おいしさ”を表現する
 (2)うり商品のイメージをダイナミックに表現する
 (3)うり商品へのこだわりを表記する
 (4)うり商品が食べたくなる理由を表記する コンセプトの伝達
 (5)看板を照明で目立たせる
 (6)看板を一等地(必ず目につく場所)に設置する
これら6つのポイントを看板で上手く表現することで、圧倒的な集客看板制作を実現することが出来ます。

(1)飲食店看板で、魅力的に感じる“おいしさ”の表現方法

まず、はじめに重要なことは、あなたのお店のうりが他店よりも明らかに優れているということを、瞬時に感じてもらう事です。そのためにも、商品名の前後に商品の味を表すサブワードを付ける必要があります。
仮に、つくねをうりとしている焼鳥店の場合、看板で“当店名物つくね串”と表現するのではなく、“肉汁たっぷり濃厚つくね串”や、“ふわふわ柔らかジューシーつくね串”などと表現した方が、人は、“食べたい!”と感じるのです。このように商品名+味を連想するサブワードの組み合わせが“おいしさ”の表現方法です。
今回の例の場合は、
肉汁たっぷり濃厚、ふわふわ柔らかジューシー → サブワード
つくね串 → 商品名
となります。以下に、“おいしさ”を表すキーワードを一部ご紹介します。

“おいしさ”の表現に繋がるキーワード①
ジューシー、濃厚、コク旨、辛旨、リッチ、スパイシー、マイルド、クセのない、香ばしい、香る(香味)、こんがり、旨み、コクがある、まろやか、クリーミー、風味豊かな etc

“おいしさ”の表現に繋がるキーワード②
もっちもち、とろ~り、ふわっふわ、コリコリ、シコシコ、シャリシャリ、シャキシャキ、サクサク、コシのある、しっとり、なめらか、熱々、ひんやり、ぷりっぷり、ツルッと etc

上記キーワード①と②と商品名を組み合わせることで、他店との差別化に繋がる“おいしさ”のある表現に変えることが出来ます。
ここで一つ注意が必要なことは、当たり前のことですが、虚偽の表現にならないようにすることです。さほどジューシーでないのにジューシーと表現したり、ふわふわ感が足りないのにふわふわと誇張してしまうと、例え新規客の集客が出来たとしても、リピートに繋がらなかったり、悪い口コミが発生するなどマイナス効果に繋がってしまいます。上記の集客看板手法は、あくまでも、実際のうり商品を正直に表していることが大前提にあります。

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