飲食店の売上は需要があるから上がるのです
2015/05/07
1年で1番売れる=需要が多い
経営者D:「あげるさん、うちのお店は、月曜日が暇なので、月曜日限定で集客できる販促はありますか?」
あげる:「ないことはないですが、そもそも、何故月曜日に売上を上げたいのですか?」
経営者D:「それは、もちろんもっと売上を増やしたいからですよ。」
あげる:「では、月曜日以外の曜日は、もう入れないぐらいお客様で席は埋まっていますか?」
経営者D:「そういうわけじゃないです、ただ、月曜日は極端に売上が低いから勿体無いと思ったんです。」
あげる:「そういう事ですね。それではもっといい方法をお伝えしましょう!」
皆様もこのようなお悩みを抱えられたことがあるのではないでしょうか?
どこのお店にも暇な曜日はあります。
もちろん、お店ごとに暇な度合いは異なります。
それは、飲食業界全体に1週間を通して暇な曜日や、1年を通して売上が低くなる時期があるためです。
言い換えると、忙しい曜日や、忙しい時期があるのです!
飲食店の売上アップは繁忙期に仕掛ける
ことが正攻法です。
暇な日は何をしても暇です。あきらめましょう!
お客様が少ない時だけ、都合よく集客したいというのはお店の勝手な都合です。
例えば、月曜日は仕事が毎日夜23:00までかかります。その人に、半額にするからお店に来てください。とお願いしたところで、物理的いけないのです。このように需要がない時は集客が特に困難であり、それでも集客しようと考えるとそれなりにコストがかかります。
ある都内の某有名お寿司屋さんでは、月曜日にお寿司の食べ放題を実施し、行列を作っています。
強制的に需要を発生させている例です。しかし、お寿司の食べ放題です。それも回転ずしではないカウンターのお寿司を食べ放題にしているわけです。原価的にかなり頑張っているように思えます。ない需要を発生させるためには、人の予定を動かすだけの費用がどうしてもかかってしまうのです。
であれば、需要がある日や時期に近隣のどの競合店よりも多く集客する方が容易にできます!しかも、より低コストで達成できます!
繁忙期にお客様をしっかりと集客できているお店は、売上の低い月曜日の売上で困る必要がないのです。
それは、自然とお客様の方からお店の都合に合わせてくれるからです。
超繁盛店は、1、2時間並ばないと入れないお店も多々あります。
そんなお店が月曜日だけ30分しか並ばなくていいことを知った場合、皆様なら如何されますか?
もうお分りいただけましたね。
そうです!何とかその曜日を空けようと考え始める人が現れるのです!
すると月曜日も他の曜日ほどではないにせよ、それなりに集客できるようになってくるのです。
まずは、繁忙期に今以上にお客様を集客することを考え、満席でお客様を断るぐらいが丁度いいのです。
断られたお客様は必ず別の日に戻ってきます。
販促活動においても、せっかく販促を実施するのであれば、より効果的な繁忙期に、一気に集客できるように計画を立てられることをオススメします。
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