新規客の集客には看板が命！売上を上げる看板とは？

以下の式でも新規客増が売上を上げることがかがわかります。

○売上=客数×客単価
さらにこの式を分解すると、

○客数=新規客+固定客○客単価=平均皿単価×平均注文点数
上記のようになります。

ここまでは以前このブログでもご説明したことがあります。

詳しくは飲食店の売上を上げる魔法の方程式①、飲食店の売上を上げる魔法の方程式②をご参照ください。

そして、ここからが新しい内容です！
客数=新規客+固定客をさらに分解することで具体的な集客手法が明確になります。

○新規客=①店前通行量×②入店率+③目的来店客
と、
○固定客=新規客×④再来店率
の、2つの式に分解することが出来ます。

各項目を具体的に説明します。
①店前通行量とはお店の前を通る通行人のことで、その数を意図的に増やすことは難しいです。
”近隣に新しい商業施設ができた”、などの外的要因によってのみ、新たな導線が出来ることはありますが、あくまでも外的要因によるものです。
②入店率とはその通行人がお店に入店する確率です。
③目的来店客とは、外販などを通じてお店の存在を知って来店するお客様です。
④再来店率とは、集客した新規のお客様が再来店する確率です。

つまり、通行人に店頭を魅力的に感じてもらうことで入店率を上げたり、チラシ、ネット、口コミやその他の外販により目的来店客を増やすことで新規客を集客することが出来ます。そして、集客した新規客を店内の雰囲気、商品そしてサービス力を向上させることで固定客に繋げることが出来るのです。

今回は、新規客を集客する上で欠かせない、入店率を上げ方についてお話しします。

入店率を上げるためにはお店の前を通る通行人に店頭を魅力的に感じてもらう必要があります。そのために多く用いられるのが店頭看板です。看板には、様々な種類があり、それぞれに独自の役割があります。しかし残念ながら、それぞれの役割を把握せずに看板を設置しているお店が多いのが実情です。

店名を表記するメイン看板、横からのアプローチに強い袖看板（突き出し看板）や電飾看板、お店のメニュー内容を伝えるメニュー看板、お店のオススメを伝えるA型看板などが一般的な店頭看板とそれぞれの役割です。
これらの異なる特性の看板をお店のコンセプトに合わせて組み合わせることで、通行人にお店の魅力を伝えることが出来きます。結果的にも入店率アップに繋げることが出来ます。

そして、ここからがさらに重要な内容です！
それは、通行人がそれらの看板を見てどのように感じ、どのように行動するかという消費者の購買における心理的プロセスです。
この心理的プロセスを理解し、看板の内容をそのプロセスに沿って決定し設置するだけで、入店率が大幅に上がります。そして、お店の売上が上がること間違いなしです！

この心理的プロセスを理解する上で重要なのがAIDMA理論です！

次回はこのAIDMA理論についてお話しします！