1位と2位の差！

1位と2位の差は天と地ほどに開きがあります。

どれくらい違うか？

売上にして、3倍くらい開きがあります。

例として、大手ファストフードチェーンの1位と2位を比較してみます
1位が日本マクドナルドホールディングスで約3000億円
2位が日本ケンタッキーフライドチキンで焼約850億円です。
ご覧の通り雲泥の差があります。
オリンピックでも1位は金で2位は銀です全然違いますね。
そして、1位になることで受けられるメリットは多くあります。
その一つとして、お客様に覚えてもらいやすいということが挙げられます。
ファストフード業界の売上高でマクドナルドが1位であることは、きっとほとんどの方がご存知だったかと思いますが、果たして2位がケンタッキーフライドチキンだというのを知っている方はどれほどいたでしょうか？

日本一高い山は。。。
富士山です！

では2番目は。。。
。。。
。。。
。。。
。。。
北岳です。

1位と2位の差をお分かりいただけたでしょうか？

「うちみたいな小さなお店が1位にはなれないよ！」とお思いですか？

“どこよりも小さい”は”大きさ”という分野において1位です。
“小さいお店”ではマイナスのイメージを与えかねないので、言い方を変えればいいだけです！
例えば、
小さくてアットホーム、とか
店主との距離が近いなどです。

必ずしも、売上高などの広い分野で1位を取る必要はありません。

様々な分野を細分化した上で、1位になればいいのです。

例えば、商品数が多い⇨お酒の品数が多い⇨日本酒の品数が多い⇨青森の地酒の品数が多い
上記のように細分化した上でどこかの分野で1位を取ればいいのです！

しかし、注意が必要なのが、
細分化して下層に行けば行くほどターゲットは具体化するのに対して、その人口は減少します！

例えば
「地域一青森の地酒が多い」では地酒が好きな方の中でも青森県産に限定されます。
それよりは
「地域一日本酒の品数が多く、青森県産をお勧めしているお店」
であれば、日本酒が好きな方を対象とできます。その中でも、特に青森県産がオススメということがわかります。

そして、このように細分化した上で、できる限り多くの分野で1位になればお店はより多くのお客様に記憶してもらうことができます！

例えば、刺身とマグロの品数が1位でなおかつ、日本酒と秋田県産の地酒の品数が1位の海鮮居酒屋。

この例の場合、4つの分野で1位を獲得したことになります。
①刺身の品数
②マグロの品数
③日本酒の品数
④秋田県産の地酒の品数

1位の分野が増えることで集客できる客層も増えます！
①刺身全般が好きな人
②マグロが好きな人
③日本酒全般が好きな人
④秋田県産の地酒が好きな人

今回は品数に限って説明しましたが、様々なカテゴリーを細分化することで1位を狙える土俵は無数に広げることができます。

注意しなければならないのが、前述したように、下層に行けば行くほど客数は減少します！
上層であれば、ある程度の客数が見込めます。しかし、それに伴い競合の店舗数も増えるため、1位の獲得が難しくなります。

この競合数と狙う商圏の人口（客数）とのバランスを見極めるのが難しく、とても重要です！